2018年6月8日金曜日

プログラミングの話~AIの進化 Google翻訳を考察してみる~

こんにちは、鈴木です。

今日のニュースで、「情報」が大学入試科目になるとの記事が出ていました。
大学入試センター試験に代わって導入される「大学入学共通テスト」について、今の小学6年生が受験する2024年度(25年1月実施)から、新科目の「情報I」を出題することが、政府の方針として確認されました。

詳細はこちらの記事をご覧ください。
出展
http://benesse.jp/kyouiku/201806/20180608-1.html

安倍首相が、IT(情報技術)や情報処理の素養は「もはやこれからの時代の読み書きそろばん」だと強調したとのことで、将来的に大学入試は現在の5教科7科目から6教科8科目となる可能性が出てきました。

2024年ですから今から6年後です。
今の技術革新のスピードから言って、そのころの社会は今と比べて相当な変化が起こっているのではと思います。
とくにAIは相当に進歩していることでしょう。

Google翻訳を例にとってみましょう。
最近Google翻訳を使われた方はご存知かもしれませんが、ここ1~2年ほどでGoogleの翻訳はものすごい進化をしました。
それ以前はどの翻訳システムも似たり寄ったりの精度で、やってみる方も「どうせだめだろうけど、念のためやってみるか」程度の気持ちで使っていたと思います。(タイ語はいまだにこのレベル)
が、2016年にディープラーニングによる新翻訳システム(ニューラル機械翻訳)が導入されてからの進化には目を見張るものがあります。
普通の文章ならほぼ間違いなくきれいに翻訳してくれますね。
個人的には、英語でのLineやメールのやり取り、あとは英語の説明書をカメラ翻訳したりで非常に重宝しています。

そのGoogle翻訳がこれから6年もデータを収集し続けどんどん進化を続けたら・・・と考えてみてください。
生半可な精度ではなくなっているに決まっています!
高度なビジネス英語まで翻訳が可能になっているのではないでしょうか。
日本語の細かいニュアンスまで忖度できるようになっているかもしれませんね(笑)

また最近話題になっていますが、携帯型の翻訳の端末も相当なレベルになっていると予想できます。

3機種比較 Pocketalk(ポケトーク:Travis)/ili(イリー)/GoogleTranslation翻訳


海外旅行においてはホテルやレストランでの必要最低限のやり取りですらスムーズにいかない日本人は多いと思いますが、翻訳機器のレベルが上がればホテルでの最低限のやりとりどころか自由な会話までが楽しめてしまいます。
Google翻訳の精度の高さと進化の様子を見ているとそういう時代が来るのは、そう遠いことではないでしょう。
むしろ、近い将来にやってくる現実だと言ってもよいのではないでしょうか。
AIがすべての人類から「ことばの壁」を取り払ってくれる日が来ることは、そう遠くはないかもしれません。

そんな時代を生きていくことになる、今の子ども達に必要な教育とは何でしょうか。
教育とは未来への投資です。
将来役立つであろうチカラに投資をしたいものです。

「プログラミング教育」は、今一番「買い」な銘柄です。




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